内視鏡室

牛深市民病院内視鏡室では①日本消化器内視鏡技師会「内視鏡の洗浄・消毒に関するガイドライン-第2版-」、②消化器内視鏡洗浄・消毒マルチソサエティガイドラインに順じて検査を行っています。

ご存知ですか？鼻から行う内視鏡検査

皆様は鼻から内視鏡を挿入する検査方法をご存知でしょうか？
これまで内視鏡は口から挿入すものが一般的でした。しかし最近では外径が約5mmの細い内視鏡が登場し『経鼻内視鏡検査』という鼻から挿入する方法で検査が行われることも増えてきています。

当院は鼻からの内視鏡検査が行える内視鏡設備を導入しています。

• 挿入時の負担（苦痛など）が少ないです
• おう吐が起きにくいです
• 会話ができます

※ただし経鼻内視鏡は事前予約が必要です。
※経鼻内視鏡は一般の内視鏡と比較すると画質がやや劣り、また行える処置も限られます。
※患者様の容態によっては鼻からの挿入が難しい場合もあります。

最新の内視鏡システム（NBI）を導入し、がんの早期発見に努めています

NBI(Narrow Band Imaging＝狭帯域フィルター内視鏡)は特殊な青と緑の光を用いて粘膜内の血管などの観察をサポートする新しい内視鏡技術です。NBIによって通常光観察では見えにくかった がんなどの極小病変の早期発見につながることが期待されています。