部門のご紹介

検査室

牛深市民病院検査室は国家資格を有する臨床検査技師4名が業務に携わっています。当検査室のモットーは『都市部と変わらない水準の検査を提供すること』です。迅速報告は勿論のこと、常に検査精度を管理しています。また新しい知識・技術を習得し地域の皆様に少しでも役立てるよう日々努力しています。

診断装置一覧

  • 免疫自動分析装置(左:LUMIPULSE G1200)及び生化学自動分析装置(右:TBA-120FR)です。こちらの検査機器は肝臓・腎臓・膵臓・脂質などの項目を生化学分析装置にて測定し、腫瘍マーカー・肝炎ウイルス・甲状腺ホルモンなどを免疫分析装置で測定しています。

  • ヘモグロビンA1c専用分析装置
    (HA-8181)

    過去1~2ヶ月の血糖値を反映するヘモグロビンA1c、糖尿病の指標の一つでこちらの専用装置を用いて測定しています。

  • 多項目自動血球分析装置(XN-550)

    こちらは貧血検査(血液中のヘモグロビン量や赤血球数)及び白血球数とその分類・血小板数を測定できます。

  • 全自動血液凝固測定装置(CA-600)

    この凝固検査の装置は、血液の固まりやすさや出血の止まりにくさを検査します

  • 半自動尿分析装置(AE-4020)

    この凝固検査の装置は、血液の固まりやすさや出血の止まりにくさを検査します

  • 血液ガス分析装置(OPTI CCA-TS2)

    この装置は、主に動脈血中の酸素濃度・二酸化炭素濃度・PHなどを測定します。

  • 自動採血管準備装置
    (BC・ROBO-8000RFID)

    この装置は、患者様から採血するための採血管を検査項目に合わせ自動的に準備する装置です。

  • このように様々な機器を用いて患者様からお預かりした検体を検査しています。また機器では捉えられない細胞形態などは顕微鏡を用いて異常を見つけ出しています。

生理検査部門及び検査機器

  • 心電図検査及び血圧脈波検査

    心電図は不整脈や狭心症、心筋梗塞など心臓の異常を調べる検査です。血圧脈波検査は全身の動脈硬化の進み具合を調べる検査で患者様の血管年齢を調べることが出来ます。また足へ行く動脈につまりが無いかも調べます。

  • 負荷心電図検査

    安静時の心電図とは異なりランニングマシン・エルゴメーターを用いて心臓に負荷を与え連続的に心電図を記録する検査です。こちらは主に狭心症の検索に用いられます。

  • 超音波検査

    超音波検査は体に被ばくなどの影響が無い検査で、腹部・心臓・乳腺・甲状腺・頸動脈・腎動脈・下肢静脈・下肢動脈・その他皮下腫瘤など体の様々な部位を検査することが出来ます。当院では超音波検査士の認定資格を持ったスタッフが検査を行っています。

  • 呼吸機能検査

    呼吸機能検査は肺活量など肺及び気管支の状態を調べる検査です。また患者様現在の肺年齢を調べることが出来ます。

  • リアルタイム濁度測定装置

    新型コロナウイルス遺伝子を検査する装置です。

  • 骨密度測定装置

  • その他検査

    小型機器として24時間患者様の心電図を記録するホルター心電図があります。こちらはとても小型化しており装着時の重さはほとんど感じません。また睡眠時無呼吸の簡易検査も行ってます。いびき、日中の眠気など睡眠時無呼吸の疑いがあれば検査することが出来ます。